中野区総合体育館が「キリンレモン スポーツセンター」に、橋本五輪相「聞いただけで爽やかな気持ち」、街の新ランドマークに
「“キリンレモン スポーツセンター”及び平和の森公園竣工記念式典」の様子
中野区の酒井直人区長は「“キリンレモン スポーツセンター”及び平和の森公園は、中野の街のにぎわいを生み出す新たなランドマークとして、区民の方に広く根付き、末永く発展していけるように区として管理・運営していきたい」と話した。
中野区は、中野区立総合体育館の整備工事を2017年から進め、2020年7月31日に竣工。同体育館は、さまざまなスポーツの公式規格を満たした施設で、中野区民へのサービス向上と地域の活性化を目的としている。来年開催予定の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、卓球の公式練習会場としてトップアスリートが活用するという。
今回のネーミングライツ契約について、キリンビバレッジの堀口英樹社長は、「当社は中野区に本社を構えており、中野区民のみなさまとともに、地域の発展に貢献したいという思いから、今回のネーミングライツパートナーに応募させていただいた。“キリンレモン”は、2018年に発売90周年を迎えた。地域の方々が呼びやすく、親しみのある相性になることを願っている。中野区とキリングループが今まで以上に友好関係を続け、ともに末永く発展していくことを祈念している」と話した。
橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック担当大臣は、「次世代に向け、街と健康が一体感を持ったような施設が出来上がったと思う。心と体が健康であるということ以上に、街全体が健康でなければならない。一体感を持って、(運動を)する人、見る人、支える人が大きな未来へ希望を持てるような集う場所というのは、これまであまりなかった。環境にもやさしく、ユニバーサルデザイン、そしてノーマライゼーションということもすべて考慮した中で、この“キリンレモン スポーツセンター”が設立されたことは、アスリートとしても嬉しく思う」と語った。
また、「キリンレモン スポーツセンター」のネーミングについて、「聞いただけで爽やかな気持ちになる。区民の皆さんと、ここに集う皆さんが次世代のために爽やかな気持ちで素晴らしいレガシーを築いていけるように、しっかりとがんばりたい」と話した。