「綾鷹」がカフェユーザーに接近、「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」発売、監修は老舗茶舗とカフェ専門店/コカ・コーラ

コカ・コーラシステム「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」(440mlペットボトル、280ml広口ペットボトル)
〈宇治老舗茶舗とスペシャルティコーヒー専門店が監修〉
コカ・コーラシステムは、緑茶ブランド「綾鷹」から、素材と製法にこだわった抹茶の味わいの新製品「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」を3月22日から全国発売する。ラインアップは、440mlペットボトル(税別146円)と280ml広口ペットボトル(税別139円、自動販売機専用)の2品。

「綾鷹カフェ」は、京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」とスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」が監修した「綾鷹」ブランドの新シリーズ。カフェテイストが味わえることが特徴だ。

忙しい毎日を送る現代の生活者が心のやすらぎを求め、自然体でいられる場所のひとつとして浸透してきた“カフェ”に着目し、お茶の新しいおいしさとカフェに求めるやすらぎを提供することを目指す。

シリーズ第1弾となる「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」は、国産抹茶100%を使用するとともに、国産牛乳や独自技術により口当たりの良いミルクテイストにしたという。

3月5日にお茶カテゴリー戦略発表会を行った日本コカ・コーラ社マーケティング本部の助川公太部長は、「綾鷹カフェ」について次のように語った。

「和素材メニューはカフェでも定番化している。日本茶の素材を活用したラテ製品を出すことで、いままであったコーヒー・紅茶に次ぐ“ラテ第三極”の確立を目指す」。

「カフェの利用者でペットコーヒー製品を飲まれない層が日本に約2600万人いるとわれわれは推計している。新しい価値を持った製品を投入することで、飲料市場をさらに活性化していきたい」。

小売店向け製品は、「綾鷹カフェ」専用で新たに440mlペットボトルを採用した。このサイズは、「カフェでラテを提供する際に一般的なトールとグランデの間のサイズ」としている。

コロナ禍の影響でカフェの利用者は減少傾向にある。カフェに代わるプチ贅沢気分を味わえる代替製品として、緑茶ブランドが新しい味わいにチャレンジしている。