ローソン“ホットミルク半額”が100万杯を突破、からあげクンを超えるリピート率
ローソンは3月9日から20日まで、新型コロナウイルス感染拡大防止による全国の小中学校の一斉休校に伴い、給食用の牛乳が販路を失っていることを受け、「マチカフェ」ブランドの「ホットミルク」(税込み130円)を半額の65円で、「カフェラテ」(150円)を30円引きの120円で販売している。
ローソン広報室はこのほど、期間中の「ホットミルク」販売数が100万杯を超え、給食の牛乳パック(200ml)で換算すると約100万本分になったことを発表した。
初日の販売数である、給食用の200mlパック換算で約11万本相当から大きく数を伸ばし、期間中(3月9日~16日)の繰り返しの購入を表す数値である「リピート率」は、ローソンの代表商品である「からあげクン」のリピート率を超えるほどだという。
都道府県別の販売数ベスト10は以下の通り、
〈1位〉茨城県
〈2位〉福島県
〈3位〉栃木県
〈4位〉北海道
〈5位〉群馬県
〈6位〉宮城県
〈7位〉佐賀県
〈8位〉長野県
〈9位〉熊本県
〈10位〉山梨県
―――となり、多くは乳用牛の飼育頭数上位の都道府県だった。1位の茨城県は初日の販売数から不動の1位であり、全国平均販売数と比較して約1.5倍以上を売り上げている。
ローソン広報室は、「特に昼の時間帯(11時~15時)の購入比率が上がり、マチカフェ、駄菓子との買い合わせが増えています。お子さんとご一緒にホットミルクを購入されるシーンが増えたのかもしれません」としている。
なお、ローソンは小学校の休校によって、子どもたちの滞在時間が長くなる全国の学童保育施設に、おにぎりの無償提供も行っている。当初予定は3万個だったが、募集期間の申し込み全件に対応することを決定し、3月13日時点で、最終的な提供数量は総計55万7267個を予定している。
なお、「ホットミルク」半額セールは3月20日までとなっている。