コメダ珈琲店の人気No.1デザート・シロノワール、かき氷になって登場/「シロノワール氷」
コメダ珈琲店の人気デザート「シロノワール」が6月1日から、かき氷「シロノワール氷」(税込720円)になって登場している。
削りたてのかき氷に、バターの風味が香るメイプルシロップ入りの特製シロップをかけ、ソフトクリームを添えた一品。味や見た目で「シロノワール」を踏襲した新感覚のかき氷だ。コメダはデザート類の販売数が落ちる夏場の提案強化と既存店売上高の底上げにつなげていくという。
削りたてのかき氷に特製シロップをかけ、ソフトクリームを添える
温かいデニッシュパンにソフトクリームを乗せた「シロノワール」は、1977年のコメダ珈琲店開業以来続く、人気No.1デザート。コメダと言えばシロノワールというくらい、人気、知名度ともに他のデザート類を抜いて不動の地位を築いているが、温かいパンを使用している点などがネックとなり、真夏は他の季節より6割程度、売上が落ちるという。
「夏場のシロノワールの需要獲得に向け、初めて“かき氷”で提案する。上質なバターを64層練り込んだデニッシュ生地の味わいの再現に最もこだわった。かき氷で提供する夏のシロノワールをぜひ楽しんで欲しい」(コメダ・齊藤善生マーケティング部課長)とした。
コメダ珈琲店「シロノワール爽夏」
〈ヨーグルト風味のクリームと果肉入りマンゴーソース 夏期限定「シロノワール爽夏」〉
一方、デニッシュパンの「シロノワール」には、同日から夏期限定フレーバーとして、「シロノワール爽夏(さやか)」(同800円)を発売。
程よい酸味のヨーグルト風味のクリームをデニッシュパンに挟み、ごろっとした果肉入りのマンゴーソースをかけた一品で、夏向けに甘さを抑え、さっぱりとした爽やかなシロノワールに仕立てた。コメダファンコミュニティ「コメダ部」にて試食会を実施し、支持率No.1商品を改良、商品化したもの。
なお今年2月に創業50周年を迎えたコメダは、継続的な新規出店を重ね、現在819店舗(海外5店舗含む)を運営。毎年純増で50店舗以上の出店を継続しており、8月には沖縄県への初出店が決定し、青森県を除いた全都道府県へと店舗網が広がる見込みだ。
6月からは、ドリンクの注文で無料提供を行うモーニングパンの厚さアップ(同社比113%)を図るなど、既存店の底上げにつながる施策も継続して実施。さらなる収益拡大につなげていくという。
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