大戸屋メニュー改定で待ち時間削減へ、「大戸屋ランチ」は値下げ、デミハンバーグ・牛プルコギ・和風ティラミスなど新登場
グランドメニューのリニューアルでは、メニューの構成や価格、調理、店舗運営、食材調達などの見直しを実施。新メニューには、これまでの大戸屋に不足していた肉料理として「豆味噌デミグラスソースのハンバーグ」「牛プルコギの彩りサラダボウル」などが登場する。
3月8日に実施した「グランドメニューリニューアル試食会」での説明によると、メニュー開発に際しては、社内試食会を2カ月間で20回以上実施し、100人以上が参加した。また、店内調理の見直しなどで、待ち時間の削減を図り、先行実施した店舗では30秒〜1分ほどの短縮につなげている。さらに、地域や店舗ごとに異なっていたメニューを統一し、店内調理や食材調達・管理の効率向上を目指す。
新メニューは、定番メニュー“かあさん煮”の進化系「かあさんの玉子とじ」、「豆味噌デミグラスソースのハンバーグ」「豚肉と野菜の塩麹炒め」「おおとや三元豚のロースかつ」「牛プルコギの彩りサラダボウル」「お子様オムライスプレート」「大戸屋ティラミス 黒蜜きな粉」など。
大戸屋「牛プルコギの彩りサラダボウル」「大戸屋ティラミス 黒蜜きな粉」
また、一部のリニューアルメニューでは価格改定を実施。「大戸屋ランチ定食」は790円(以下税込)から740円に50円の値下げ、「さばの炭火焼き定食」は890円から840円に50円の値下げ、「豚の生姜焼き定食」は890円から790円に100円の値下げ。一方、「大戸屋風チキン南蛮定食」は800円から860円に60円の値上げ、「ばくだん丼」は820円から840円に20円の値上げ。
試食会で、大戸屋ホールディングスの蔵人賢樹社長は「栄養バランスを考えた店内調理の食事を提供する“もうひとつの食卓”という創業の精神は守りつつ、健康志向の高まりや人手不足など、環境の変化にはしっかりと対応していきたい。今後もお客様の健康に役立つ食の総合カンパニーを目指し、さまざまな取り組みを行っていく」とした。
大戸屋ホールディングス 蔵人賢樹社長