丸亀製麺「シビ辛麻辣坦々うどん」発売、花椒の爽やかなシビれとごまのまろやかな風味

丸亀製麺「シビ辛麻辣坦々うどん」
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」は7月27日、「シビ辛麻辣(マーラー)坦々うどん」を全国の「丸亀製麺」「麺屋通り」店舗(一部除く)で発売した。並690円(以下税込)、大800円、得910円。

販売期間は8月下旬までだが、店舗によって異なる場合がある。持ち帰りはできない。

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「シビ辛麻辣坦々うどん(冷)」は、ゴマをふんだんに使ったまろやかな風味の冷製担々スープに、本場四川風のコク深い辛みと花椒(ホアジャオ/かしょう)のシビれる辛さが特徴。ただ、突き抜けた辛さではなく、老若男女が食べられるように仕上げているという。

〈ラーメン開発の経験を生かした「シビ辛麻辣坦々うどん」〉
発売に先立ち7月14日、メディア向け試食会を開催。トリドールホールディングス商品開発部 商品開発課の浦郷裕介氏によると、今回の「シビ辛麻辣(マーラー)坦々うどん」には、ラーメン開発で培った知見が生かされているという。

今回の新商品で使われている“担々スープ”の原型は、同氏が入社当初、ラーメン業態での商品開発に携わった中で誕生した。ふんだんに使ったゴマの程よい甘味に、マヨネーズ由来の原料でコクを加え、隠し味の練りからしで後味をさわやかにしている。香味をきかせたラー油や、焦がしニンニクの旨味や香りを引き立たせた黒マー油も加えている。

スープがうどんの麺によく絡むよう、ゴマの割合や粘度にこだわったという。浦郷氏は「他では味わえないくらいのゴマの含有量を感じていただければ」と話す。

丸亀製麺「シビ辛麻辣坦々うどん」には、花椒・2種の油・ナムル・ザーサイなどさまざまな食材を使用

丸亀製麺「シビ辛麻辣坦々うどん」には、花椒・2種の油・ナムル・ザーサイなどさまざまな食材を使用

味の決め手となる“麻辣肉味噌”は、豆板醤(トウバンジャン)の中でも高級品とされるピーシェン豆板醤に、香り高い花椒をあわせ、本格的な味わいを表現。
 
青菜は、もやしやほうれん草などの候補の中から、今回のうどんとスープに最も相性の良い“小松菜のナムル”を選定。千切りにしたザーサイは、香りや塩味など全体のバランスを見ながら約20種類の中から選んだ。
 
「シビ辛麻辣坦々うどん」は、全体をしっかり混ぜてから食べるのがおすすめだという。また、夏季限定の天ぷら「長なす天」(130円)でマーボー茄子風にして食べるのもおすすめだという。