スタバのフラペチーノに紙ストロー導入、使い捨てストローはすべてFSC認証紙製に/スターバックスコーヒージャパン
スターバックスコーヒージャパンは2021年9月から順次、国内店舗で販売する全てのフラペチーノを紙ストローで提供する。提供開始時期は各店舗の在庫状況により前後する。また、子ども用の曲がるストローやチルドカップ付属のストローは除く。紙製ストローはすべて、適正に管理された森林およびその他の管理された供給源からの原材料で生産された、FSC認証紙を使用する。
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FSC認証紙製のストロー(スターバックスコーヒージャパン)
スターバックスコーヒージャパンではコーヒーやティーなどのビバレッジで2020年1月から段階的にプラスチックストロー全廃に向けて取り組みを進めており、フラペチーノ以外のアイスビバレッジ23品目については、2021年4月以降、ストロー不要のリッド(ふた)で提供している。
アイスビバレッジ23品目で使用しているペーパーカップとストロー不要のリッド(スターバックスコーヒージャパン)
今回、フラペチーノに多く使用している太い口径のストローも紙製に変更することで、スターバックスの店舗で提供する使い捨てストローはすべて認証紙製となる。
フラペチーノに導入するストローは“より良いスターバックス体験”を届けるため、強度や耐久性を更に高め、仕様の改良を行ったものだという。
スターバックスコーヒージャパンによると、この素材変更が完了することにより、年間約2億本分のプラスチックストローの削減につながる。
スターバックスは日本およびグローバル全体で、2030年までに廃棄物・CO2排出量を50%削減する目標を掲げ、「Reuse(リユース=再利用)」「Recycle(リサイクル)」を含めた様々なアングルから、使い捨てプラスチック削減の取り組みを進めているという。