“すき家の豚丼”2年ぶり登場、とろ~り3種のチーズ豚丼・ねぎ玉豚丼・キムチ豚丼も

すき家「豚丼(とんどん)」
牛丼チェーン「すき家」は9月15日、全国の店舗で「豚丼(とんどん)」を発売した。

テイクアウト向け「豚丼弁当」や、トッピングをのせた「とろ~り3種のチーズ豚丼」「ねぎ玉豚丼」「キムチ豚丼」、ごはんをサラダ・豆腐に替えた「豚丼ライト」も同時発売。各メニューの販売開始日は、店舗によって異なる場合がある。

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「豚丼」の豚肉は、豚丼専用の特製ダレで煮込む。特製ダレは“あと引く旨さの中にもスパイスが効いた”味わい。醤油ベースのタレに針生姜を加え、さっぱりとした後味に仕上げたという。すき家は「豚丼」について、「食べた瞬間にじゅわ~っと広がる豚肉の旨みと甘み」があり、特製ダレの染み込んだごはんまでおいしく食べられる」としている。

すき家の「豚丼」は「豚皿定食」や「豚あいがけカレー」などの豚肉使用メニューとともに、2019年6月から順次販売を終了しており、今回の復活はおよそ2年3か月ぶりとなる。価格は「牛丼」の並盛350円に対し、「豚丼」並盛は380円(各税込)。

「すき家」を含む牛丼チェーン各社の豚丼はそもそも、2003年末から発生した米国のBSE(牛海綿状脳症)問題に伴って牛肉が調達困難となったことをきっかけとして登場した。

しかし、その後は各社が牛丼・豚丼を併売していた期間もあり、今では当初のように豚丼を「牛丼の代替品」と見る人も減ったのではないだろうか。30円の価格差があっても「牛丼より豚丼」というファンも、決して少なくはないだろう。

すき家では今回「豚丼」について、ブドウ糖をエネルギー源に変えるサポートをするビタミンB1を豊富に含む“豚肉”、ビタミンB1の吸収率を高めるといわれるアリシンを含む“たまねぎ”、脳のエネルギー源になるブドウ糖が豊富な“米”が合わさった「相性抜群の商品」と説明。「牛丼や横濱カレーと肩を並べる新定番」として販売していく意向だ。

「お米・豚肉・たまねぎのチカラ」(すき家)

「お米・豚肉・たまねぎのチカラ」(すき家)

 
〈すき家「豚丼(とんどん)」販売概要〉
◆販売価格
(テイクアウト用「豚丼弁当」も同一価格、全て税込)
ミニ=320円(ごはんも肉も少なめ)
並盛=380円
中盛=510円(ごはん少なめ、肉4割増し)
大盛=510円(ごはんも肉も大盛)
特盛=660円(ごはん大盛、肉2倍)
メガ=810円(ごはん大盛、肉3倍)
 
◆販売店舗
全国のすき家1,939店舗(9月7日時点)

すき家 ミニ~メガまでのごはん・肉量

すき家「豚丼」ミニ~メガまでのごはん・肉量