丸亀製麺「焼きたて肉うどん」発売、“肉うどん”との違いは? 「焼きたて肉ぶっかけうどん」「焼きたて牛すき釜玉うどん」も登場

-左から「焼きたて肉ぶっかけうどん」「焼きたて肉うどん」「焼きたて牛すき釜玉うどん」(丸亀製麺)
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」は3月15日、「焼きたて肉うどん」「焼きたて肉ぶっかけうどん」「焼きたて牛すき釜玉うどん」を発売する。全国の丸亀製麺のうち、(ショッピングセンターなどの施設内店舗ではなく)通りに面した路面店で中心に取り扱う。

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「焼きたて肉うどん」と「焼きたて肉ぶっかけうどん」はグランドメニューとして通年販売。現在販売中の「肉うどん」と「肉ぶっかけうどん」は終了する。価格は従来より50円高く設定しており、各並670円(以下税込)、大790円、得910円。一方「焼きたて牛すき釜玉うどん」は、期間限定メニューとして6月上旬まで販売する。発売に先立ち、3月2日にメディア向け試食会を開催した。

丸亀製麺の「肉うどん」は、年間800万杯を売り上げる人気シリーズだ。リニューアルでは、商品名に“焼きたて”を加え、出来立てであることをアピールする。

これまでの肉うどんと異なるポイントは、「注文ごとに作る“焼きたて”」「具材のボリュームアップ」「だしにあう味付け」の3点。

最も大きな特徴は、注文を受けてから1杯ずつ目の前で焼いて提供することだ。具材の牛肉と玉ねぎは、これまで寸胴鍋でまとめて調理していたのに対し、リニューアル後はフライパンで注文ごとに調理する。この“できたて”へのこだわりは、毎日店舗ごとに製麺するなど、あえて非効率を求め続ける丸亀製麺の方針から来ている。

「焼きたて肉うどん」調理の様子(丸亀製麺)

「焼きたて肉うどん」調理の様子(丸亀製麺)

「焼きたて肉うどん」調理の様子(丸亀製麺)

「具材のボリュームアップ」は、牛肉と玉ねぎの量を約40%増量し、より満足感のある一杯に仕上げている。
 
「だしにあう味付け」では、牛肉と玉ねぎを焼くときに使う醤油ベースの割下を、これまでの甘辛な味わいから、辛みをなくしたすっきりとした甘さに変更した。
 
「焼きたて肉うどん」は、温かいうどんのみ。北海道産の真昆布や複数の削り節から取った“かけだし”を使用。無料トッピングの「おろししょうが」をだしに溶かすと、すっきりとした味わいを楽しめる。テイクアウト可能。試食したところ、焼きたての玉ねぎには、シャキッとした食感も残っていた。

丸亀製麺「焼きたて肉うどん」

丸亀製麺「焼きたて肉うどん」

一方「焼きたて肉ぶっかけうどん」は、温と冷やしから選べる。醤油がしっかりきいた“ぶっかけだし”を使用。無料トッピングには、「青ねぎ」や「香七味」がおすすめだという。テイクアウト可能。

丸亀製麺「焼きたて肉ぶっかけうどん」

丸亀製麺「焼きたて肉ぶっかけうどん」

期間限定の「焼きたて牛すき釜玉うどん」は、温かいうどんのみ。肉うどん・肉ぶっかけうどんと異なり、具材は牛肉のみ。三温糖を加えた割下で焼き上げ、生卵をトッピングしてすき焼き風味に仕上げている。水で締めないふわふわな食感が特徴の“釜抜き麺”で提供する。麺の表面がけば立っているため、スープによく絡むという。並720円、大840円、得960円。持ち帰り不可。

丸亀製麺「焼きたて牛すき釜玉うどん」

丸亀製麺「焼きたて牛すき釜玉うどん」