スタバ初「リサイクルコースター」発売、不要タンブラー2トンを再生、リユーザブルコーヒービーンバッグも/スターバックス
【関連記事】スタバ2022年サマーシーズングッズ12アイテム発売、“ベアリスタのマグカップ”やボトル・グラス、ピクニックマットなど/スターバックス
「リサイクルコースター4P&ケース」は、スターバックスのシンボルである「サイレン」がデザインされたコースター4枚がケースに入った商品。ケースには、花や木々など自然の中心にタンブラーのアイコンが描かれている。税込2600円。
この「リサイクルコースター」は、スターバックスジャパン初の取り組みとして、利用客から回収したタンブラーをアップサイクルしたもの。
タンブラーにはさまざまなパーツがついており、プラスチックのリサイクルに回すことが難しいため、自分たちで回収して新たな商品にできないかという考えから始まったプロジェクトだ。2021年6月から8月に、全国約500店舗で行った不要タンブラーの回収で集まった、総量約2トン(本数にすると約7000本分)のタンブラーからできたリサイクル素材が使われている。
リサイクル加工の際には、タンブラーの底面についているゴム製パッキンや二重構造の中にある紙などを取り出す必要があり、これらはすべて手作業で行われたという。
【関連記事】スタバ「使い捨て資材削減」に4つの施策、樹脂製グラス、フタなしドリンク、植物由来カトラリー、“借りるカップ”エリア拡大/スターバックス
「リユーザブルコーヒービーンバッグ」「スタッキングマググリーン」など(スターバックス)
「リサイクルコースター」のほかに、量り売りコーヒー豆購入の際に繰り返し使える「リユーザブルコーヒービーンバッグ」、環境配慮素材を使った「スタッキングマググリーン」もあわせて発売する。
「リユーザブルコーヒービーンバッグ」は、スターバックス店舗で量り売りのコーヒー豆を購入する際に繰り返し使える袋。シンプルなデザインで大小2つのサイズを取りそろえる。Sサイズには挽いてないコーヒー豆が300g、Mサイズには600g程度入る(量り売りは100gから10g単位)。素材には、食べ物を入れることができて水が染みにくいPEVA素材を内側に使用し、汚れた場合はよく絞った布で軽くふき取ることで、繰り返し利用できるという。Sサイズ税込1800円、Mサイズ2200円。
「スタッキングマググリーン」は、原材料の20%にリサイクルセラミックを使っている。正面にはスターバックスのロゴ、背面にもデザインを施している。積み重ねることができ、収納にも便利だという。税込1800円。
なお、スターバックス公式サイトでは、プラスチック製タンブラーがコースターに生まれ変わるまでの過程を紹介している。
◆スターバックス公式サイト「タンブラーリサイクルジャーニー」