「ゆめタウン」のイズミが「セブンプレミアム」導入へ前進、ニチリウグループ退会へ

セブン&アイ・ホールディングスのPB「セブンプレミアム」は2007年5月に誕生(画像は10周年当時のラインアップの一部)
中国・四国・九州エリアに「ゆめタウン」を展開するイズミは、5月9日、日本流通産業(=ニチリウ)が運営するニチリウグループを退会することを決めた。退会予定日は2020年2月20日。退会に伴い、業務提携先であるセブン&アイ・ホールディングスのPB「セブンプレミアム」の導入に前進する。

イズミとセブン&アイ・ホールディングスの業務提携は2018年4月に締結された。すでに一部商品の共同調達、福山店の営業引き継ぎ、電子マネーの相互開放など、提携内容を具現化させている。PBの導入は業務提携の検討項目の一つだった。

ニチリウ退会に伴い現在、「セブンプレミアム」の導入に向けて両社で具体的な協議を進めているという。同社では「市場から高い評価を得ている『セブンプレミアム』の導入は当社の企業価値をさらに向上させ、『安全・安心な高品質商品をお客さまに提供していく』という当社方針の実現に大きく貢献するものと考えている」とコメントしている。

〈冷食日報 2019年5月10日付〉