ロイヤルデリ「世界の食卓」シリーズ発売、「ポークのサルティンボッカ」「牛ハラミのビステッカ」など/ロイヤルホールディングス

ロイヤルデリ「世界の食卓」シリーズ、新商品と調理例
ロイヤルホールディングスは4月16日、家庭用冷凍食品の「ロイヤルデリ」で世界各国の食卓を巡ることをテーマにした「世界の食卓」シリーズの第1弾としてイタリア料理の新商品5品を、4月23日から発売すると発表した。

ローマでは食卓のメインディッシュとして知られている「ポークのサルティンボッカ」や、シチリア島発祥の菓子「カンノーリ」などを追加し、旅行気分を味わえるようにする。

新型コロナウイルスの影響で内食ニーズは変化している。冷凍食品の場合、時短ニーズに応える商品として支持を広げていたが、コロナ禍では取り寄せ需要の伸長など、自宅で外食相当の食体験を求める声は強まりつつある。

ロイヤルホールディングスでは、外食や旅先での食の体験を自宅でも楽しめるよう、2020年10月にリブランディングを実施し、世界の料理をそろえたフローズンミールとして提案を行ってきた。

新商品は、海外の料理フェアや多くの専門店を展開する中でロイヤルホールディングスグループが蓄積してきたノウハウを活かしたメニューを提供している。

「ポークのサルティンボッカ」は、国産豚ロース肉にさわやかな香りのセージと生ハムを巻いて焼き上げている。柔らかな歯ごたえとコク深いソースが特長だ。

「牛ハラミのビステッカ」も、バルサミコ入りのオニオンソースと程好い柔らかさの牛ハラミ肉がマッチした商品となっている。

4月16日に開かれた商品説明会で、ロイヤルデリ担当部長の庵原リサ氏は「商品に留まらず、付け合わせや食べ方の提案で食卓全体を提案するブランドにできれば」と語った。

ロイヤルデリは2019年から本格展開を開始した。自社ECサイトに加えて、グループ店での販売や常設の外販店なども展開している。2020年10〜12月の売上は、2020年1〜3月と比べて6.6倍に伸長した。現在は46品をメニューとしてそろえている。

〈新商品一覧(すべて税込)〉
[単品]

▽サフランリゾット
630円

▽牛すね肉の煮込み〜ミラノ風〜
900円

▽ポークのサルティンボッカ
1,380円

▽牛ハラミ肉のビステッカ
1,380円

▽カンノーリ(3本入)
980円

[セット]
▽【ミラノとローマ】美食2都市を旅するセット=「牛すね肉の煮込み〜ミラノ風〜」や「ポークのサルティンボッカ」など7品のセット。
5,000円

▽【味わい豊かなお肉対決】イタリアンカルネセット=「牛ハラミ肉のビステッカ」や「ポークのサルティンボッカ」など4品のセット。
3,200円

▽ピアットミラネーゼセット=「サフランリゾット」と「牛すね肉の煮込み〜ミラノ風〜」のセット。
1,480円

▽牛ハラミ肉のビステッカ&マッシュポテトセット
1,780円

〈冷食日報2021年4月19日付〉