「ピノ やみつきアーモンド味」発売、衝撃のソロデビューで“文春砲”炸裂も/森永乳業
「ピノ やみつきアーモンド味」は、「ピノ チョコアソート」に含まれるフレーバー“アーモンド味”に、つぶつぶローストアーモンドを混ぜ込んで単体として販売するアイス。従来のアーモンドピノに加え、ローストアーモンドの香ばしさや食感も楽しめる。
「ピノ チョコアソート」は1992年から販売しているロングセラー商品で、バニラ・チョコレート・アーモンドのピノがそれぞれ8個ずつ入っている。その中でもアーモンドの人気は高く、森永乳業によると、「いつも家族でアーモンド味が取り合いになるので、数を増やしてほしい」「アーモンド味だけの商品を発売してほしい」といった意見・要望が約3日に1件のペースで寄せられるほどだという(2019年度データ)。
2014年には公式ファンクラブ「ピノ アーモンドファンクラブ」が発足し、2020年10月時点で会員5万人を突破するなど、1フレーバーでありながら大きな盛り上がりを見せていた。なお、同ファンクラブは今回の「ピノ やみつきアーモンド味」発売を1つの節目とし、2021年3月末をもって解散予定。現在、新規会員の募集を停止している。
「ピノ やみつきアーモンド味」発売に先立ち、文春オンラインが11月17日、『【衝撃スクープ】森永乳業のアイスクリーム「ピノ」に激震! 人気の “アーモンド味”がついに単独発売』と題し、“文春砲”と言われるスキャンダル記事風のPR記事広告を掲載。
その記事に対し「ピノ」公式Twitterアカウント(@morinaga_pino)では、「ピノ アーモンド味の独立に関するご報告」として以下の“意見表明”を投稿した。
「期間限定のソロ活動で、引き続きアソートパックでの活動も並行して行います」「ピノアーモンド味がこれからのピノ人生をかけて挑むチャレンジをアイスが溶けないくらいに温かく見守って頂きますよう、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます」。アイドルがソロデビューする際に所属事務所が発する声明のような内容だ。この宣伝の仕掛けを見ても、森永乳業がいかに「アーモンド味」を大切にしてきたかが伺える。
多くのファンが長らく待ち望んできた“ソロデビュー”である以上、今回の「ピノ やみつきアーモンド味」のヒットは間違いない。