吉原食糧「さぬきうどんタイムカプセル(12)」に800人が来場
〈「近未来のさぬきうどん ふたつのかたち」テーマに食べ比べ〉
吉原食糧(香川県坂出市、吉原良一社長)は11月3日、同社工場敷地内で「さぬきうどんタイムカプセル(12)」を開催し、約800人が訪れた。過去と未来のうどんを食べ比べる恒例イベントだが、12回目となる今回は「近未来のさぬきうどん ふたつのかたち」をテーマに「時代のうどん、食べ比べ」を実施、“ふたつの未来のうどん”を提供した。
吉原食糧(香川県坂出市、吉原良一社長)は11月3日、同社工場敷地内で「さぬきうどんタイムカプセル(12)」を開催し、約800人が訪れた。過去と未来のうどんを食べ比べる恒例イベントだが、12回目となる今回は「近未来のさぬきうどん ふたつのかたち」をテーマに「時代のうどん、食べ比べ」を実施、“ふたつの未来のうどん”を提供した。
大麦(はだか麦)と小麦をブレンドしたうどんは大麦の機能性(コレステロール低減、糖の吸収を穏やかにする)と小麦の香りというふたつの特性が融合、「さぬきの夢」とオーストラリア産小麦ASWのハイブリッド小麦粉を使用したうどんは「なめらかさ+もちもち感+適度な弾力」の食感を追求した。各1, 000杯、計2, 000杯のうどんが用意されており、参加者はふたつのうどんの食べ比べを楽しんだ。会場ではアンケートを配布、結果は同社の商品開発などに活用される。
吉原社長は「香川県は大麦“イチバンボシ”の国内第2位の生産地であり、当社も創業当初は大麦も扱っていた。現在は健康機能性に着目している。おいしさと機能性を備えた新しいスタイルの“二穀うどん”として、提案していく。もうひとつのハイブリッド小麦粉を使用したうどんは食感を重視し、なめらかで噛み応えのあるうどんを目指した」と語る。
〈月刊 麺業界 2018年12月号〉