一蘭初のカップ麺が発売数日で約40万食のヒット、展示会では試食に行列も
天然とんこつラーメン専門店「一蘭」初のカップ麺「一蘭 とんこつ」が、発売数日で40万個ほどを売り上げるヒット商品となっている。
カップ麺「一蘭 とんこつ」は、20年以上の歳月をかけ、カップ麺で一蘭の味を楽しめるよう開発した商品。具材無しでありながら税込490円という、カップ麺としてはかなり強気の価格設定が話題となった。
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「一蘭 とんこつ」は2月15日から、ドン・キホーテやローソンなどの量販店・小売店や、一蘭店舗・一蘭公式通販サイトで販売開始すると、完売店舗が続出し、SNSでは“一蘭難民”という言葉も広がった。公式通販サイトでも品切れとなっており、3月上旬に販売を再開する予定だ。
一蘭は2月17日・18日・19日に幕張メッセで開催された食品展示会「スーパーマーケットトレードショー」に出展。担当者は19日に食品産業新聞社の取材に対し、「40万個ほど売り上げたのではないか」と語った。
展示会では、一蘭の紙袋を持った来場者が多く見られ、同社ブースの試食には行列ができるなど人気ぶりがうかがえた。一蘭担当者によるとドン・キホーテでは追加発注を行なっているとのことなので、まだ見つけられてない人は、すぐに入手するならドンキがねらい目かもしれない。
スーパーマーケットトレードショー「一蘭」ブース