全味臨時総会、PR費10%減も効率的に情報発信、新JAS対応でより差別化を
全国味噌工業協同組合連合会(全味)はこのほど、臨時総会を都内で開き、17年度予算執行状況と、輸出拡大などに向けた新しいJASへの対応を原案通り承認したほか、みその生産・出荷状況や、上期のPR事業報告などについて報告した。
17年度予算執行状況報告では、みその需要拡大対策費を前年から10%削減したが、全国で行われたみそ関係イベントに、みそ健康づくり委員会が協賛し、地域ごとのオピニオンリーダーと連携を取りながら、みその普及拡大に努めたことを報告した。また、以前は広告記事の割合が多かったが、話題提供を積極的に行った結果、さまざまなテレビや情報誌、新聞に取り上げられるなど、効率的なPR活動ができたとした。
輸出拡大などに向けた、新しいJASへの対応については、今後は新JASに対する調査、研究をするためのチームを設置して、本格的に検討を進めることとした。
〈大豆油糧日報2017年11月27日付より〉