セブンイレブン限定「たんぱく質10gの豆腐バー(柚子胡椒風味)」発売、アサヒコ 「TOFFU PROTEIN」シリーズ新フレーバー

アサヒコ「たんぱく質10gの豆腐バー(柚子胡椒風味)」
アサヒコは2月2日から、「たんぱく質10gの豆腐バー(柚子胡椒風味)」を東京・埼玉・千葉・神奈川のセブン-イレブンで発売した。効率的にたんぱく質が摂取できるとして好調な販売動向を示している「TOFFU PROTEIN(トーフプロテイン)」シリーズの新フレーバーとなる。

また、豆腐を肉メニューやごはんの替わりに仕立てた「豆腐のお肉 タコス」や「豆腐のごはん」など7商品を全国の量販店で展開する。

さらに、「昔あげ」の発売30周年を記念し、アニバーサリーパッケージの展開と並行してプロモーションを強化、新たなユーザーを取り込む意向だ。

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「たんぱく質10gの豆腐バー」は食シーンを選ばない手軽さが特徴の豆腐バー。その第2弾「たんぱく質10gの豆腐バー(柚子胡椒風味)」は、豆腐の薬味として好相性の爽やかな香りとピリっとした辛味が特徴の柚子胡椒で風味付けしている。1本・税別128円。

「たんぱく質10gの豆腐バー」は、アサヒコ独自の技術により一般的な木綿豆腐に比べ固形分が2倍以上になるまで絞り、サラダチキンバーに近い噛み応えともっちり食感を実現した。既存品「和風だし」(全国のセブン-イレブン)は、発売からわずか10週間で販売数120万本を超え、好調な売れ行きとなっている。

アサヒコの担当者によれば、「SNSでは、豆腐がバーになったことの驚きや、皿や薬味いらずで食べられる手軽さ、一般的な絹ごし豆腐の2.7倍のたんぱく質(日本食品標準成分表2015年版〈七訂〉比較)を効率的に摂取できる点を評価する声がつぶやかれている」という。豆腐の主な購買層は50から60代以上だが、「たんぱく質10gの豆腐バー」は、通勤時にサラダと共に購入したり、運動後やダイエット時の食事として、若年層の取り込みに成功していると話す。

〈「豆腐のお肉」「豆腐のごはん」を全国へ展開、発売30周年「昔あげ」強化〉
また、「トーフプロテイン」シリーズでは、豆腐ミートで作った「豆腐のお肉 肉そぼろ」「豆腐のお肉 ガパオ」「豆腐のお肉 タコス」「豆腐のお肉 混ぜごはんの素」や、大豆ミートで作った「大豆のお肉 焼肉」、豆腐をごはんの替わりに仕立てた「豆腐のごはん」(もち麦入り・黒米入り)を、全国の量販店で展開を図る。豆腐が原料のため、コレステロールや糖質をオフしながら、豊富なたんぱく質が摂れる。3月1日店着。

アサヒコ「豆腐のお肉 タコス」

アサヒコ「豆腐のお肉 タコス」

 
アサヒコの担当者は「これまで、一部スーパーのみで販売しており、そこでの販売動向を分析し、今回の商品を選定、全国展開を図る。7種類のバリエーションを活かした棚の提案も行っていきたい」としている。
 
豆腐ミートは、官能評価においても、一般的な大豆ミートと比較し、大豆臭さが少ないことなどが示されており、肉そぼろなどシンプルな味付けでも楽しめるのが特徴だ。なお、業務用として素材タイプもそろえており、給食のメニューとして採用されるケースもあるという。
 
糖質オフしたい人に好評の「豆腐のごはん」は、毎日食べるものだから飽きがこないように、甘みを感じる黒米入り、食感が楽しめるもち麦入りの2種類を用意した。
 
パッケージは、売場での視認性が高いカラフルなデザインとし、含有するたんぱく質量も表面に分かりやすく記載している。
 
このほか、昔ながらの浮かし揚げ製法で製造し、賞味期限21日間の「昔あげ」は、発売30周年を記念し、パッケージに「愛されて30年」「売上No.1」(インテージSCI油揚げ市場)のロゴを入れるほか、定番品には肉厚な同商品の特徴を生かしたメニュー(あげと野菜だけ炒め・あげピザ・肉なし豚汁)を入れ、売場での視認性を高める。
 

アサヒコ「昔あげ」

アサヒコ「昔あげ」

 
加えて、季節ごとのメニューや、子供をもつ母親に喜ばれるメニュー提案のPOPや、コロナ禍でマネキン販売が難しい中でサイネージによる売場作りを図る。アサヒコの担当者は「30年続くブランドはなかなかない。その強みを活かし、新たなユーザーを獲得したい」としている。
 
〈大豆油糧日報2021年2月2日付〉