カップ麺「スガキヤラーメン」など値上げ、辛辛魚らーめん・赤からきしめん・小さなおうどんや袋麺も、6月1日出荷分から/寿がきや食品

寿がきや食品は6月1日出荷分から、即席袋めん・即席カップめん・生タイプ袋めん・生タイプカップめんの商品価格を改定する。

価格改定率は標準小売価格の7%～11%アップ。

主な対象商品のうち、即席袋めんでは「5食入台湾ラーメン」「5食入みそ煮込」などの5食入り袋めんを従来価格の600円から660円に値上げ(以下、価格は税別標準小売価格)。「3食入即席SUGAKIYAラーメン」は450円から495円に値上げ。

即席カップめんは、「カップ本店の味メンマしょうゆ」「カップ台湾ラーメン」を193円から214円に、「カップ赤からラーメン」を210円から231円に、「カップSUGAKIYAラーメン」を220円から242円に、「麺処井の庄監修辛辛魚らーめん」を260円から280円に値上げする。

寿がきや食品価格改定の主な対象商品(即席袋めん・即席カップめん、2022年6月1日出荷分から)

生タイプ袋めんは「赤からきしめん」1食入りを180円から198円に値上げ。生タイプカップめんは、「小さなおうどん」シリーズを150円から160円に、「赤から監修カップ赤からきしめん」を220円から242円に値上げなど。

寿がきや食品価格改定の主な対象商品(生タイプ袋めん・生タイプカップめん、2022年6月1日出荷分から)

寿がきや食品の3月発表によると、値上げの背景には、めん商品のの主原料である小麦粉の高騰を筆頭に、原材料、包装資材、動力費などが上昇し、今後もその状況が続くという予想がある。寿がきや食品では従来価格を維持するために合理化、効率化等コスト上昇の吸収を図ってきたが、“健全な経営環境下における安心で安全な商品を提供していくため、また品質保持を最優先とするため”、商品価格を改定せざるを得ない状況になったという。

なお、寿がきや食品では即席袋めん・即席カップめん・生タイプ袋めん・生タイプカップめんを対象とする今回の価格改定に先行し、3月1日納品分からチルド商品の値上げを実施している。価格改定率は標準小売価格の5%～12%アップ。