10月25日は「世界パスタデー」7カ国同時企画、料理×SNSで“世界とつながる”

10月25日の「ワールドパスタデー(世界パスタデー)」に、パスタ料理のSNS投稿で各国とつながる企画が、イタリアをはじめ、日本、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、アラブ首長国連邦の7カ国で同時に行われる。日本ではイタリア大使館貿易促進部が運営する。
「世界パスタデー」は、1995年10月25日にイタリア・ローマで「第1回世界パスタ会議」が開催されたことをきっかけに制定された記念日。毎年この日は、世界各国でパスタの魅力を伝える様々なイベントが開かれている。
日本では、全国各地のイタリアンレストランなどで、限定メニューの提供や割引チケットのプレゼントなどが行われており、2022年も一部店舗では予定されている。
ただ、日本では「世界パスタデー」を知る人は、まだ限られているのが実情。そこで、今年は「世界パスタデー」の認知を広めようと、イタリア大使館貿易促進部が、イタリア全20州を代表するパスタのお披露目を10月20日東京で開催し、パスタの話題と情報発信に力を入れている。
パスタ(麺)の種類はイタリアに500以上あるといわれ、地方によって同じ種類でも呼び方が違う場合がある。東京都世田谷区・池ノ上のイタリアン「ペペロッソ」で行われたお披露目では、今井和正総料理長によるイタリア各地の郷土パスタ料理が勢ぞろいし、様々な形、大きさ、太さなど多くのパスタの種類と、オイル系、クリーム系、バジルソース系、トマト系など幅広いレシピが紹介された。

出席したイタリア駐日大使のジャンルイジ・ベネデッティ氏によると、イタリア料理が好きな日本人には「イタリア料理の歴史、伝統、職人の技を理解してくれている人が多い」という。日本ではコロナ1年目の外出自粛期間中に、家庭でのパスタの購入量、消費量が大きく伸びた。イタリア大使館貿易促進部によると2020年の日本のパスタ輸入量は、前年に比べ22%増加し、2021年は前年の反動減となったものの、高いレベルを維持。2022年1~6月は前年を上回って推移しているという。
「世界パスタデー」企画では、10月25日に自宅などで作ったパスタ、食べたパスタ料理の写真を、ハッシュタグをつけてSNSに投稿する。同じ投稿画面にアップされた他の国からのパスタ料理の写真も見ることができ、各国の郷土パスタを知ることができる。そこに使われる食材や素材の組み合わせなど、パスタ料理を通して現地の食事情を知る機会にもつながりそうだ。