2015年12月期第1四半期連結、減収も低糖質食品増加=鳥越製粉
鳥越製粉㈱(高峰和宏社長)は8日、2015年12月期第1四半期決算を発表した。販売競争激化等で減収となり、電力費・人件費等の増加で減益となった。連結ベースでは、売上高53億9,200万円(前年同期比1.5%減)、営業利益2億1,700万円(31.1%減)、経常利益2億3,200万円(29.7%減)、四半期純利益1億2,500万円(33.2%減)。セグメント別概況は次の通り。
<食料品>製粉は売上高28億6,700万円(0.8%減)、販売競争激化の中で小麦粉の出荷数量が減少した。食品は売上高17億800万円(0.1%減)。低糖質食品「パンdeスマートシリーズ」の出荷数量は増加したが、既存品の出荷数量が減少した。精麦は売上高7億8,300万円(6.1%減)。販売競争激化の影響で販売価格が下落した。<飼料>売上高1,700万円(19.1%減)。販売数量が減少した。<その他>売上高1,500万円(2.2%増)。
通期連結業績予想は、既発表から変更はなく、売上高230億7,000万円(前期比2.1%増)、営業利益13億円(6.0%増)、経常利益14億2,000万円(1.1%増)、当期純利益9億2,000万円(4.3%増)を見込む。