第1四半期は「パスタ&ソース」が売上減、価格改定の影響=はごろもフーズ
はごろもフーズ㈱(池田憲一社長)はこのほど、2016年3月期第1四半期決算を公表した。連結ベースで売上高194億2,300万円(前年同期比4.3%増)、営業利益9億2,500万円(同8.8%増)、経常利益10億3,200万円(同13.6%増)の増収増益。四半期純利益は6億8,500万円(同16.8%増)となった。前期からブランド強化策としてテレビCM「シーチキン食堂」の投入を実施。利益面では円安傾向が進む一方で、主原料のきはだ鮪・かつおの価格が比較的安定して推移したため、売上原価率は前年並だった。
家庭用食品の「パスタ&ソース」の売上は16億3,713万円(同3.9%減)となった。価格改定により販売が総じて低調だった。また、5月に業務委託先が稼働を開始した新物流センターで配送遅延等のトラブルがあったが、6月中旬に復旧していることを報告している。
通期業績予想は上方修正。売上高750億円(前回予想から10億円増、前期比0.6%増)、営業利益20億円(同8億円増、同14.4%増)、経常利益23億円(同8億円増、同12.0%増)、当期純利益15億円(同5億円増、同21.3%減)を見込む。