プロ米EXPOに生産者ら30者出展=日本食農連携機構
(一社)日本食農連携機構(増田陸奥夫理事長)は24日、都内で「プロユース国産米展示商談会 プロ米EXPO2015」を開催。生産者、農協ら30者が出展した。
同日、展示会に先立って行われたセミナーでは、㈲内田農場の内田智也社長、㈱神明アグリの市川治郎取締役東日本事業部長が講演。冒頭、日本食農連携機構の饒村健参与は、以下の通り挨拶した。「機構は2009(平成21)年の設立以来、食と農を結びつける活動を行い、昨年度から業務用米の生産流通の拡大に取り組んできた。今回は名称を『プロ米EXPO』とし、中食・外食のプロと生産者を結びつけるために開催した。主食用米の消費形態は年々変化して中外食の消費は全体の3分の1を超え、今後、さらに進展が予想される。生産者と実需者が協力して商品づくり、メニュー開発を行うことで、実需には安定調達、差別化による競争力強化になる。生産者には販売先の多様化、経営安定化に資すると期待している」。