【新春インタビュー】木徳神糧㈱・平山惇社長 顧客ニーズ対応のコメを供給

–昨年を振り返った感想は。
平山 昨年の当社業績は、ほぼ思っていた通りに推移しました。26年産が安値で推移したことなどから、売上は計画を下回りましたが、数量は前年を超え、利益は計画をクリアしました、第1四半期が終わった段階で計画を上方修正し、第3四半期の後も上方修正しなければならないかと、嬉しい心配をしていたほどです。既に年間10円の配当を決め、賞与も年間5か月支払いました。株主も社員も喜んでいると思います。他の卸も同じだと思いますが、米はコンシューマパックの売れ行きが伸び悩んでいます。これはスーパーも生協も落ちていますが、特にスーパーが落ち込んでいるのは寂しい限りです。コンシューマで減った分の売上は、中食・外食で増やしています。量が多いのは、幹事卸をしているコンビニのベンダー向け販売です。西日本で展開が進み、原料供給が大きく伸びています。九州では、㈱JA食糧さがに2割出資しました。佐賀ヒヨクモチの搗精を委託し、コンビニ向けの赤飯に出しています。一部、うるちも委託搗精していて、少しずつ量が増えています。

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