株価連動型社食「KABUTERIA」、上がればご褒美、下がればお目玉=日清食品HD
日清食品ホールディングス㈱(安藤宏基CEO)は30日、東京本社の社員食堂を“株価連動型”社員食堂「KABUTERIA(カブテリア)」としてオープンする(利用は同社グループの役員・社員のみ)。日清食品㈱の原点「チキンラーメン」は創業者の安藤百福氏が自宅裏庭の研究小屋「ガレージ」で発明。今回の社員食堂は「クリエイティブガレージ」という空間コンセプトでデザインした。「株価上昇のために1人1人が何をできるのか考え、行動することを促す」とし、株価に連動したイベントを毎月替わりで実施。前月の月平均株価を当月の月末終値が上回った場合に、「マグロの解体ショー」(写真左、イメージ)や「世界三大珍味祭り」などの豪華なイベントを企画する。一方、下回った場合には質素な食事(写真右、同)を提供する「お目玉デー」を設定。イベントは月中の2日実施。「お目玉デー」は予告なしに実施する。また、役員数名が社員に配膳し、「今後に向けて自らの行動を考え直す日」と位置づける。