「三輪素麺」が地理的表示(GI)登録「品質維持につとめ、適した製品を」

【大阪発】「三輪素麺」の地理的表示(GI)登録(既報、3月30日付)を受けて、奈良県三輪素麺工業協同組合の池側義嗣理事長と奈良県三輪素麺販売協議会の池田利一会長は以下のとおりコメントした。
▽池側理事長=これからいろいろなPRをしていかなければならない。今シーズンの商戦には間に合わなかったが、ホームページやそのほかの媒体で地理的表示の登録について知らせていきたい。今後は基準に合ったそうめんの品質の維持に努め、安全安心を徹底し、GIに適した製品を提供していかなければならない。これからが大変だが、組合員の意識向上にもつながっている。今後の事業計画については県や市もふくめ、取り組みを考えていきたい。▽池田会長=できるだけ早く製品に表示をしたい。乾めん業界では初めてのこととなり、どんな方法で業界の向上につなげていくかを考えたい。

写真は農林水産省からの提供。登録証授与の記念撮影。左から池側理事長、伊東良孝農林水産副大臣、池田会長