東京商工リサーチ米麦卸売業2015年度決算、大手と中小で二極化すすむ

㈱東京商工リサーチは17日、2015(平成27)年度「米麦卸売業動向調査」結果を公表した。「米麦卸売を主業とする430社」の2016年3月期決算を集計したもの。それによると売上高合計1兆5,702.46億円(前年度比1.2%増)、当期純利益合計139.07億円(53.6%増)の微増収大幅増益だった。「売上高100億円以上の大手は、米以外の食品扱いや兼業の強化、グループ再編やM&Aなどで規模を拡大し増収に繋げている。一方、売上高100億円未満の中小企業は減収が6割(構成比61.1%)と半数を超え、規模による二極化が浮き彫りとなった」と分析している。

詳細は本紙をご覧下さい。