今期は3%増で着地見込み、全カテゴリーで2食が好調=日清食品チルド

伊地知次期社長「社会環境や健康意識の高まりに対応した商品作りを図っていく」

日清食品チルド㈱(吉本裕社長、写真左)は15日、2017年度方針説明会・春夏新商品説明会を開催した。冒頭、吉本社長が2016年度の市場動向、業績について説明。4月1日付で新社長に就く伊地知俊彦マーケティング部長(写真右)が春夏に向けたマーケティング戦略や今後の目指すべき方向性について述べた。
【吉本社長】5月は気温が低かったことにより、冷やし中華の実績が10.5%減と前年を割り込み、総需要を押し下げた。7月は冷やし中華が4.1%増となるなど好調に推移し、トータルでは1%増となったが、8月~9月はうどんなどの和物が奮わず約3%減。他の月は前年実績の前後で推移したが、1月は若干落ち込んだ。2016年4月~2017年3月のチルド麺総需要量は0.6%減と、微減で着地する見込みだ。

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