全農山形とJALがコラボ、山形の新しいお米“雪若丸”をサンプリングでPR
全農山形県本部(後藤和雄県本部長)は1日、東京・銀座の山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」と羽田空港「JAL国際線ラウンジ」で、「雪若丸」のサンプリング・試食イベントを開催した。雪若丸は平成30年産で本格デビューした山形県産水稲新品種。同日から日本航空(株)(赤坂祐二社長)が国際線ラウンジのメニューに雪若丸を採用。コラボ企画を実施して雪若丸をPRした。配布数は各555セット(1合パック×2)。
おみやげ・贈り物に人気の300gパック
「おいしい山形プラザ」の店頭に立ち配布を行った後藤県本部長は、「今年から本格デビュー。数量は少し少ないが、品質的には非常に良い。JAL国際線ラウンジに採用されたのは夢のあること。国内だけでなく世界にも広がっていって欲しい。雪若丸はつや姫より値頃感があり、違った好みに応えることができる品種。はえぬきも含めてバランス良く販売を進めていきたい」とした。
日本航空からは商品・サービス企画本部開発部空港サービス・客室仕様グループの相原光マネージャーと経営企画本部地域活性化推進部の竹田亨部長がサンプリングに参加。相原部長は、「これまで、ラウンジでは山形産はえぬきを使用していた。当社ではワインでも米でも新たに採用する場合は、ブラインドテストを行う。雪若丸を選んだのは、粒が大きく、艶があり、適度な粘りがあるから。特に、ラウンジの人気メニューのカレーとの愛称が良かった。米は価格の変動により、定期的に採用アイテムを変えるが、雪若丸は安定して供給いただけることになり、当面は雪若丸を使用していく」とした。
記念撮影=右端が後藤県本部長
〈米麦日報 2018年11月2日付より〉