全農、中国での新潟県産米販売を19年1月末に再開

米麦日報 2019年1月8日付
全農と全農インターナショナル(株)は1月4日、中国向け新潟県産米輸出を再開すると発表した。去る2018年11月28日、中国政府が放射性物質規制に伴う輸入停止措置を新潟県産米に限って撤廃したことに伴うもの。輸出する商品は新潟県産コシヒカリ(精米)2kgで、1月末から上海・田子坊(たこぼう)にある日本産米小売店「瀛之粮品(えいのりょうひん)」でテスト販売を開始する予定。

なお既報(昨年10月24日付)の通り、全農パールライス(株)神奈川工場では昨年8月にヒメマダラカツオブシムシが発見され、中国向け精米業務が停止中となっているため、今回の新潟県産米はホクレン・パールライス工場(北海道・石狩市)で搗精された。燻蒸倉庫は(株)日新・京浜支店(神奈川・横浜市)。

〈米麦日報 2019年1月8日付より〉