エースコック 2018年は国内・海外とも増収、「スーパーカップ」など周年商品がけん引、ベトナム「Hao Hao」も好調

エースコック(株)(村岡寛社長)は2018年1~12月の売上業績を発表した。国内事業売上は前年比1.6%増の486億200万円、海外事業は7.9%増の475億9,300万円、トータルで4.6%増の961億9,500万円の増収となった。

国内では「ワンタンメン」「スーパーカップ」「わかめラーメン」「飲み干す一杯」などが周年を迎え、リニューアルやキャンペーンが奏功した。中でも「スーパーカップ1.5倍」は30周年の節目に「スーパーカップMAX」としてリニューアル新発売し、“体感セヨ!100の衝撃”をキーワードにすえたコミュニケーションも奏功、発売後は昨年対比2ケタ増で伸長し、全体をけん引した。

海外事業ではベトナムの「Hao Hao(ハオハオ)」が好調に推移、車やバイクが当たるキャンペーンなど、大型プロモーションが奏功したとする。ミャンマーでは「Sha Loot(シュルッ)」を商品施策の中心に据え、拡販に取り組んでいる。「成功への感触もつかみだしており、進出から5年目となる2019年は飛躍の年としたい」とコメントしている。

〈米麦日報 2019年1月29日付〉