日清食品「カップヌードル 味噌」休売、ブランド全体の供給安定のため
カップヌードルブランドは昨年から販売が好調に推移し、特に3月以降に需要が急激に高まっている。3月にNHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」にて、「まんぷくヌードル」(日清食品の創業者・安藤百福氏が開発した世界初のカップ麺『カップヌードル』がモデル)が完成する過程が放映されたことも、追い風になったと見られる。
「最大限の増産産体制を整えていたが、『味噌』の販売が当初の計画を大幅に上回り、ブランド全体として十分な商品の供給量を確保できない状況になった」(同社)。
そのため、「カップヌードル 味噌」の販売を一時休止。「十分な供給体制を確立した上で、できるだけ早い段階で販売を再開したい」。また、「カップヌードル 新元号記念パッケージ」は5月1日に、レギュラー、シーフード、カレーの3品の発売を予定していたが、シーフード、カレーの販売を中止し、レギュラー1品のみを発売する。
なお、表は「3月のカップ麺売れ筋POSベスト50アイテム(KSP-POS)」のうち、カップヌードルブランド11アイテムをピックアップしたもの。バラツキはあるが、前月比、前年同月比ともに販売が約3割伸びたことが分かる。レギュラー、シーフード、カレー3品の市場占有率は12.23%と、前月から2.97ポイント上昇している。
なお、表は「3月のカップ麺売れ筋POSベスト50アイテム(KSP-POS)」のうち、カップヌードルブランド11アイテムをピックアップしたもの。バラツキはあるが、前月比、前年同月比ともに販売が約3割伸びたことが分かる。レギュラー、シーフード、カレー3品の市場占有率は12.23%と、前月から2.97ポイント上昇している。
〈米麦日報 2019年4月12日付〉