シマダヤの新ブランド「健美麺」が「非常に好評」、“塩分40%カット生ラーメン”など投入/2019年秋冬新商品
【健美麺】
新発売の機能性表示食品と、既存の食塩ゼロや糖質カット商品を1つのブランドに統合。「健美麺(けんびめん)」ブランドとして活性化を図る。
〈機能性表示食品「健美麺」〉
9月16日に「食後の血糖値上昇を抑えるうどん 1食」、「同そば 1食」、「同中華めん 1食」を発売。機能性関与成分はアルギン酸Ca。既に流通各社へのプレゼンが済んでおり、「非常に好評に受け入れられた。広く導入していただけると見込んでいる」(曽根田直基企画部長)。また、テレビCMの放映も企画中だ。「『健美麺』というブランドで売り場を作ることを提案している。単品ではなくブランド全体で『健美麺』をPRしていく」(木下社長)。
〈ウェルネス「健美麺」〉
減塩や糖質カットの商品を「健美麺」としてブランド化する。家庭用チルドでは「食塩ゼロ 本うどん 1食」、「糖質40%カット 本うどん 1食」、「食塩ゼロ 本そば 1食」をブランドに統合。新商品として「塩分40%カット生ラーメン 鶏ガラ醤油味 1食」、「同コク旨味噌味 1食」を投入する。
また、つゆ・ラーメンスープも新発売。「塩分40%カットめんつゆ 2人前」、「カレーうどんつゆ 1食」、「塩分30%カットラーメンスープ 鶏ガラ醤油味 1食」をラインナップ。家庭用冷凍では、「食塩ゼロ 稲庭風うどん 3食」、「糖質40%カットうどん 3食」、「食塩ゼロ 藪そば 3食」をブランドに統合。業務用冷凍では「糖質30%カット生パスタリングイネ 200」を新発売。
また、「糖質30%カットうどん 200」をリニューアル。国産小麦粉を使用して麺の弾力とコシを強化した。加えて、「食塩ゼロうどん 200」、「食塩ゼロやわらかうどん 200」、「食塩ゼロきざみうどん 200」、「1/2日分の食物繊維がとれる七穀うどん 200」も「健美麺」ブランドにラインナップした。
【生ラーメン】
店頭での「選ぶ楽しさ」と「スペースの有効利用」を目的に、2食アイテムの一部を「縦型包装」に切り替えた。「時計台」、「恵比寿」、「揚州商人」シリーズ等。発売33周年の東京「恵比寿」ラーメンは、麺、スープ、パッケージの全てを刷新。昔懐かしい東京ラーメンの淡麗な味わいに仕上げた。「あっさりしょうゆ味」と「あっさりしお味」の2アイテム。
東京「恵比寿」ラーメン
「本生」ラーメンは賞味期間を21日から30日に延長。また、パッケージで「昔なつかしの」というキャッチコピーを訴求する。
【流水麺】
賞味期間10日のセミLLタイプ1食を新発売。「そば」と「稲庭風細うどん」。「秋冬は春夏よりも回転率が低く、食品ロスも課題。そこで、賞味期間が長い1食タイプを投入することで、ロスを減らすとともに秋冬にも要望いただくお客様に応えたい」(曽根田部長)。
流水麺「そば」「稲庭風細うどん」(賞味期間10日のセミLLタイプ)
【セミLL麺の「真打」ブランド化】
高品質セミLL麺を「真打」ブランドとして統合する。うどん、そばには『レンジ調理OK』をパッケージに記載した。また、鍋専用麺も投入。「鍋用ほうとう」、「鍋用ちゃんぽんめん」は国産小麦粉100%使用で、専用の配合によりゆで伸びしづらく、もちもち食感を楽しめる。
【業務用中華『α』麺を改良】
「α麺」ゆでのび防止タイプ冷凍中華めん200をリニューアル。時間経過後も弾力が残るよう改良した。
〈米麦日報 2019年8月9日付〉