給付型奨学金「日清食品・安藤百福 Scholarship」を創設、約100人に年額100万円支給を計画、大学院生の食の研究支援で/日清食品
日清食品(株)(安藤徳隆社長)と(公財)安藤スポーツ・食文化振興財団(安藤宏基理事長=日清食品ホールディングス(株)CEO)は10月7日、食科学に関連する大学院生のための給付型奨学金「日清食品・安藤百福 Scholarship」を創設することを発表した。12月末までに各大学へ案内する予定。100名程度へ年額100万円を支給する計画だ。
今回の奨学金は返済の義務がない給付型。経済的な理由から大学院への進学が困難な学生などを支援し、人材の育成を図ることが目的だ。大学院卒業後の進路への制約もない。
募集は大学の奨学金担当窓口から。募集期間は2021年3月上旬~4月下旬を予定。応募資格は、
〈1〉食科学に関連する研究を行う大学院生(修士、博士課程は問わない)
〈2〉日本国籍を有し、日本の大学院に在籍中
〈3〉学業、人物ともに優秀かつ健康で、学資などの経済的支援を必要としている
〈4〉就学・生活状況を毎月メール報告、年度末に指定の書類提出ができること
〈5〉留学予定でない(海外留学を目的とした奨学金ではないため)
大学院在籍中は繰り返し応募できる。他機関の奨学金受給中・申請予定でも応募可。
〈米麦日報2020年10月9日付〉