木徳神糧 米500kg寄付を寄付、コロナ禍に苦しむベトナム人の「駆け込み寺」に

ティック・タム・チー住職と、木徳神糧・山田智基取締役執行役員
木徳神糧(株)(平山惇社長)は12月23日、埼玉県本庄市の大恩寺に長粒米「ホワイトライス」500kg(5kg×100袋)を寄付した。

木徳神糧は1991年(平成3年)からベトナムに合弁会社を設立してジャポニカ米を現地生産するなど、ベトナムと縁が深い。一方、COVID-19(新型コロナウィルス肺炎)禍でベトナム人技能実習・留学生が雇い止めなど苦境に喘ぐ中、大恩寺は「駆け込み寺」として在日ベトナム人を支援してきた。

今回は木徳神糧海外事業部がその窮状を知り、ベトナム人に馴染み深い長粒米「ホワイトライス」500kgを寄付した。「このお米が、COVID-19の影響に苦しむ日本で暮らすベトナムの方々のお力に少しでもなる事をグループ役職員一同願っている。当社グループの置かれる食品業界も厳しい環境だが、今後も当社は企業の社会的責任を自覚し、引き続き社会貢献を行ってまいる」。

〈米麦日報2020年12月25日付〉