カルローズ料理コンテスト2020「食べるスープ」3作品に栄冠
〈2019〉第7回「カルローズ」料理コンテスト優勝は“温泉パプリカ巻き寿司”、九州航空「クラシカ ベイ クオーレ」佐々木氏の作品/USAライス連合会
今回のテーマは「食べるスープ」で、応募総数137作品(前回は116作品)の中から金賞に輝いたのは「天使の海老とカルローズのサラダを冷たいトマトのガスパチョと共に」を作ったrestaurant totanuki(レストラン トタヌキ、東京・東麻布)の早見裕亮氏。
このメニューは、メインのカルローズとガスパチョ(スペインの冷製スープ)、様々な食材とを組み合わせたサラダ仕立ての「食べるスープ」だ。カルローズは、オルレアン産マスタードを使ったヴィネグレット(フレンチドレッシング)と和えて味を調えた。
また、銀賞は「オマール海老のラクサ カルローズのライムライスとともに」を作った(株)ホテルオークラ札幌の菅原裕也氏、銅賞は「スモーキーなカルローズと穴子のサラダ 抹茶のスープ仕立て」を作った(株)明治屋(明治屋ワイン亭=東京・京橋)の加藤太輔氏に贈られた。なお、学生部門の優秀賞3作品は2020年9月に選出している。
「カルローズ料理コンテスト2020」は2020年5月から公募を開始、2020年9月に最終審査を実施する予定だったが、プロフェッショナル部門はCOVID-19(新型コロナウィルス肺炎)禍で延期となっていた。例年は審査当日に選手が調理し、審査員が試食・採点していたが、この日は服部栄養専門学校の講師陣がレシピを基に作品を再現。選手はリモートで参加し、オンラインによるプレゼンテーションと質疑応答を行う形式で最終審査を実施した。受賞作品の詳細は特設サイトから。
同会では2021年も「第9回カルローズ料理コンテスト2021」を開催するとしており、テーマや応募要項は7月初旬に告知する予定。
〈米麦日報2021年6月18日付〉