ニップン 2021年秋冬家庭用新商品、常温29品・冷食19品で初年度60億円目標
(株)ニップン(前鶴俊哉社長)は7月29日、2021年秋冬家庭用新商品発表会をオンラインで開催した。
今回は、家庭用グロサリー新商品29品(うちリニューアル13品)、家庭用冷凍食品新商品19品(リニューアル1品)の合計48品を投入し、初年度販売目標を、グロサリー15億円、冷凍食品45億円の合計60億円に設定している。出荷開始はグロサリーが8月20日(一部商品は7月1日先行発売)、冷凍食品は9月1日。
家庭用グロサリーでは、セラミド・もち麦・大豆ミートが入った「からだに優しい」レトルトスープシリーズを投入するほか、乾燥α化パスタを使用したショートパスタ「スープ用パスタ」を新投入する。また、「早ゆでスパゲッティ」は原料配合を見直し、パッケージもリニューアルして新発売するほか、「オーマイパスタソース」の充実を図った。
冷凍食品では、個食冷凍パスタ「オーマイプレミアム」シリーズを更に強化したほか、アレンジ自在の「生パスタシート」を新発売する。
発表会の席上挨拶した、川﨑裕章上席執行役員食品事業本部長は「内食需要拡大の中で家庭用は堅調で、ニップンの加工食品事業も堅調に推移している。2021年秋冬新商品では、ニップンオリジナルの素材を活用した商品や環境配慮型商品に注力している。特に、ニップンセラミド等を活用した新提案のスープや、健康配慮の小麦全粒粉商品を投入する。環境配慮型では、すでに家庭用小麦粉商品で紙パッケージへの切り替えを行っており、今回はパスタ商品でも紙パッケージを導入している。今後も市場創造型の商品開発を進めていく」等と語った。
〈米麦日報2021年7月30日付〉