鈴茂器工が「共創パートナー」企業募集、新ビジネス・イノベーション目指す
民間各社とともに自社の持つリソースを提供し合いながら様々な諸課題を解決しようとする取組で、食に関する新ビジネス・サービスの共創や既存事業のイノベーションを狙う。
鈴茂器工は
▽食に関する社会課題を解決しうる持続可能なビジネスモデルの共創
▽新たな食のプラットフォームの創出
▽「食」の事業者へのソリューションの提供範囲の拡大
――を実現目標に据えている。
提供できるリソースは以下の7点。
〈1〉グローバルネットワーク
国内13 拠点と3つの関連会社、海外子会社2社、40 社以上の指定代理店と国内外でのネットワークを保有。
〈2〉多様な顧客
外食・小売・ホテルや食品工場などあらゆる業態、世界80 か国にわたる地域に顧客を抱えている。
〈3〉食にかかわる事業者の情報ハブ
各国で食に関わる事業者からの情報、食材や資材などを提供している事業者からの情報が集積。
〈4〉製造機能
開発・製造・販売・サービスまでの機械メーカーとしての上流から下流までの機能を保有。
〈5〉資金
独創で革新的なアイディアを実現させるための積極投資を行う。
〈6〉職人の技を機械化する技術
計量・加工など食に関わる事業者から要求される水準の精度・速度・要件を実現する技術を保有。
〈7〉店舗運営・食品工場運営ノウハウ
寿司ロボットやご飯盛り付けロボットを始めとした厨房機器、食品工場向け大型機械、衛生資材、飲食店向けPOSシステム、配膳ロボット、セルフオーダーシステムなどスズモグループとして多くの製品を軸にした工場・店舗運営のノウハウを保有。
「現在の事業領域(主に米飯加工機械)に固執することなく(中略)皆様からの既成概念にとらわれないパッションあふれるご提案をお待ちしている」(同社)。応募はクラウド型オープンイノベーション支援サービス「Creww Growth」から。
〈米麦日報2021年10月22日付〉
