農水省「第5回宇宙開発利用大賞」、農林水産大臣賞に神明ら「宇宙ビッグデータ米」

神明「宇宙ビッグデータ米」
農林水産省は3月15日、「第5回宇宙開発利用大賞」の農林水産大臣賞に神明(藤尾益雄社長)らを選定した。

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取組名「衛星データを活用した『宇宙ビッグデータ米 宇宙と美水(そらとみず)』の開発」として選ばれた神明・天地人・笑農和(えのわ)の3社は、「宇宙ビッグデータを活用し、栽培場所と栽培品種の最適なマッチングと、衛星データとIoT 水門を連携させた自動水温管理によるコメの生産に成功した。またそのコメをブランド化して広く販売した」「衛星データの活用を農業生産のみならず、『宇宙ビッグデータ米』と命名して販売にまで繋げた新たな取組であり、宇宙関連技術の社会的な認知度の向上に貢献している。また、衛星データによる水温把握と、データを水門と連結させた自動水温管理を行う技術を開発し、データに基づく農業の推進や労働力の削減につなげたことも評価できる」ことが高く評価された。

〈米麦日報2022年3月16日付〉