横浜FC×ミツハシ×横浜農協「ハマ米」プロジェクト始動、選手が田植

横浜FC×ミツハシ×横浜農協「ハマ米」プロジェクト(左から田部井選手、杉田選手、内田C.R.O)
(株)横浜フリエスポーツクラブ(以下、横浜FC、木村遼社長)は、(株)ミツハシ(三橋美幸会長、山口大輔社長)、横浜農協と共同で「横浜FCアグリプロジェクト”ハマ米”」を実施する。

選手らが米作りに携わり、収穫した米をミツハシが商品化する。また、売上の一部を選手の強化費に充てる「横浜FC応援米」としても販売予定。栽培には横浜農協組合員の生産者が協力する。プロジェクト始動に際し6月15日、横浜市内で選手が田植を行った。

横浜FCの内田智也C.R.Oは冒頭挨拶で、「このような活動で地域貢献ができることを嬉しく思っている。食を通じた喜びや感動を横浜の皆さんにお届けする良い機会だ」などと語った。ミツハシの有馬哲也執行役員事業開発本部長は、「横浜は我々のホームグラウンド。皆で地域の農業、米を盛り上げ、さらに選手の体力作りにも貢献していきたい」と挨拶。横浜農協販売部の横田佳典部長は、「選手の皆さんは試合を控えた大切な時期。そんな中、時間を割いていただき感謝している。今日は楽しく活動していこう」と呼びかけた。

横浜FCから参加したのは杉田隼選手と田部井涼選手。生産者から指導を受けつつ、田植機と手植えの両方を体験した。杉田選手は「毎日食べているご飯が大変な思いで作られていると痛感した。サッカーで結果を出して、皆さんに良い報告がしたい」とコメント。田部井選手は「普段はできない貴重な経験ができた。サッカーで恩返ししたい」と語った。

〈米麦日報2022年6月17日付〉