ウクライナ穀物輸出促進1700万ドルなど、日本政府が世界の食料安全保障へ2億ドル支援

政府は7月5日、「グローバルな食料安全保障への対応」として約2億ドルの支援を実施することを決めた。

6月27日のG7サミットで岸田文雄総理が表明した食料安全保障分野への支援を具体化するもの。食料不足への食料支援や生産能力強化支援、中東・アフリカ諸国への人道支援などを行う。

支援の内訳は以下の通り。

◆2国間食糧援助・食料生産能力強化=約4,710万ドル
◆WFP=約3,614万ドル、食糧援助・食料生産能力強化
◆国連食糧農業機関(FAO)=約1,972万ドル、食料生産能力強化
◆WFP=6,800万ドル、緊急食料・栄養支援
◆国連パレスチナ難民救済事業機関=500万ドル、緊急食料支援
◆FAO=1,700万ドル、ウクライナからの穀物輸出促進支援
◆日本のNGO=1,000万ドル、緊急食料支援

〈米麦日報2022年7月6日付〉