シマダヤ新ブランド「楽チン麺」、“本格中華焼そば”をレンジ調理で/2022年秋冬新商品
シマダヤ(木下紀夫社長)は2022年秋冬商品を発表した。全体の方針としては、基軸に「品質」と「ブランド」を置いたうえで、「コロナ禍を機に顕在化したニーズや変化に対応していく」との考えだ。
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〈家庭用チルド〉
◆「楽チン麺」
「楽チン麺」中華焼そば ネギ塩味 1食/シマダヤ
「楽チン麺」は、電子レンジ調理専用の新ブランド。「付属の紙トレー容器にもやしを入れ、電子レンジで3分加熱するだけで本格的な中華焼そばが食べられる」。店頭では電子レンジ調理専用商品の浸透を図るため、ミニTVによる作り方動画の放映やPOPでの訴求を行う予定。オイスターソース味、ネギ塩味の2品。各1食・230円(税別)。10月1日発売。
◆「健美麺」に中華あんかけ
「健美麺」中華あんかけ風ラーメン/シマダヤ
「健美麺」中華あんかけ風焼そば/シマダヤ
「美味しく食べて健やかな食生活をサポートします」がコンセプトの「健美麺」に中華あんかけ風ラーメンと中華あんかけ風焼そばを投入。麺は糖質30%カット。フライパンひとつで調理できる。「おすすめ具材と一緒に調理しても1食当たり糖質40g以下のロカボメニュー」。各2食・400円。10月1日発売。
◆そば粉の国産化推進
「健美麺」国産そば粉使用 食塩ゼロ本そば 1食/シマダヤ
「健美麺」国産そば粉使用食塩ゼロ本そば(1食・130円、3食・320円)、「真打」国産そば粉使用八割そば(1食・165円、2食320円)を10月1日に発売する。「国産そば粉の使用を推進し、SDGsへの貢献(食料自給率の向上、輸入によるCO2排出量の削減)と、商品価値の向上に取り組む」。
◆小麦粉の国産化推進
「太鼓判」国産小麦の京風細うどん(3食・225円)を9月1日に西日本限定発売する。こちらでも食料自給率向上やCO2削減に取り組む考えだ。また、すいとんなどの商品も国産小麦粉使用にリニューアルする。
◆「時計台」ブランドをリニューアル
旨味醤油味、濃厚味噌味、海鮮しお味のパッケージをリニューアル。「商品特徴を明確に訴求した」。また、海鮮しお味の品質改良も実施。各2食・420円。9月1日発売。
◆新ブランド「魅惑の辛麺」
「魅惑の辛麺」シビ辛味噌拉麺 2食/シマダヤ
「魅惑の辛麺」黒麻婆麺 2食/シマダヤ
「魅惑の辛麺(みわくのからめん)」と銘打ち、トレンドの旨さ・辛さを特徴とした新ブランドを投入する。シビ辛味噌拉麺、黒麻婆麺の2アイテム。激辛スープに特性スパイスセット付。各2食・450円。8月22日発売。
◆賞味期間延長
うどん・そばの賞味期間を延長/シマダヤ
うどん・そばの一部製品の賞味期間を延長。うどんでは従来15日だった期間を21日まで延長、そばでは10日から15日までの延長を実現した。食品ロス削減につなげる。
◆プラスチック使用量削減
「時計台」ブランドやまぜそばなどでトレーのない包装形態を採用。また、ほうとうの巾着包装をピロー包装に変更する。
〈米麦日報2022年8月18日付〉