昭和産業・昭和鶏卵・東京家政大学、産学連携企画「第9回たまごのある暮らしレシピ開発プログラム」を実施
昭和産業(新妻一彦社長)は、グループ企業の昭和鶏卵(鈴木久之社長、埼玉県入間郡)、東京家政大学との産学連携企画「第9回たまごのある暮らしレシピ開発プログラム」を実施、9月15日に3年振りに対面形式で最終講評会を開いた。
「たまごのある暮らしレシピ開発プログラム」は、東京家政大学で栄養学を学んでいる学生が考案した卵レシピを、昭和鶏卵の製品「たまごのある暮らし」のパッケージに掲載する産学連携企画。2013年から実施しているもので、今年が9回目。
今回は、「卵2個以上を用いる」ことに加え、「みんなで楽しく食べる」料理であることを条件に募集したところ、学生からの提出数は63レシピと過去最多になった。書類選考で8レシピ(8名)を選出し、約4か月にわたり勉強会、試食会、企業や大学職員との意見交換などを通じて、レシピのブラッシュアップを行ってきた。
同企画は、卵レシピの考案からパッケージデザインに至る過程までを企業と大学が協力し、学生が食や鶏卵業界への理解が深められるよう実践教育の場を提供するとともに、世の中に新たな卵レシピの普及を図ることを目的としている。最終講評会は、「見た目」「創意工夫」「テーマへのアプローチ」を評価項目として実施。
学生が昭和産業グループの役員や東京家政大学職員の前で自身のレシピのプレゼンテーションを行い、試食・講評した。最優秀賞には「トマトのミルクセーキ」を選出した。最終講評会に出た8レシピは、来年初夏頃から昭和鶏卵の「たまごのある暮らし」に順次掲載され、東京都下を中心に店頭に並ぶ予定。
〈米麦日報2022年9月20日付〉