全農パールライスがJAパールライン福島を吸収合併、一社化加速 12月1日付で
全農パールライス(中野吉庸社長)は12月1日、JAパールライン福島を吸収合併する。これによって東日本事業本部に「福島支店」を新設、事業エリアを15→16都府県に拡大する。全農パールライスとしては東北初の事業拠点で、「広域展開する実需者を始めとした取引先への東北エリア対応の強化を図る」などとしている。
JAパールライン福島は1972年設立、資本金3,800万円(全農100%出資子会社)、従業員数110人(2021年度末時点)。2021年度の売上高は55億600万円。
全農パールライスは、2019年10月に全農福岡県本部の直販部(パールライス事業)とパールライス大分経済連を統合・吸収合併。今年4月にも岡山パールライスを吸収合併するなど、「一社化」を加速させている。
〈米麦日報2022年10月4日付〉