神明「こめからだ」発売、そのまま炊ける雑穀ご飯、ブランド発表会にアインシュタイン・見取り図・蛙亭

(株)神明(藤尾益雄社長)は11月1日、雑穀ご飯の新ブランド「こめからだ」を全国で発売した。

あらかじめ白米(無洗米)と玄米、雑穀を配合した商品で、洗米･浸漬する手間なく雑穀ご飯を楽しむことができる。ラインナップは「そのまま炊ける雑穀ごはん もっちり6種の雑穀米」、「そのまま炊ける雑穀ごはん もちぷち黄金ごはん」、「そのまま炊ける雑穀ごはん 玄米とオーツ麦」、「そのまま炊ける雑穀ごはん 玄米ととうもろこし」、「そのまま炊ける雑穀ごはん 玄米とたかきび」の5種。

「もっちり6種の雑穀米」、「もちぷち黄金ごはん」を2kg、4kgで販売するほか、お試し用の1合サイズを全5種類で展開する。神明によると、「食生活の欧米化(パンやパスタの消費の増加)や極端に炭水化物を減らすダイエット法などを背景とした日本人のお米離れに対し、玄米･雑穀への関心度の高まりに着目して商品開発に至った」という。ブランド名には「からだの基本･日本の元気は“こめからだ”」というメッセージが込められている。今後は放送作家･野々村友紀子氏を起用した新CMを放送するほか、各種SNSで商品･レシピの紹介などを進めていく。

10月28日には、都内で新ブランド発表会を開催した。会場には藤尾社長、野々村氏のほか、お笑いコンビのアインシュタイン、見取り図、蛙亭らが登場。蛙亭は7月から同社の主力商品「あかふじ米」のPRキャラクターを務めている。また、「ブレイク間違いなしの“これからだ芸人”」として、「ですよ。」、Dr.ハインリッヒ、ビスケットブラザーズ、コットンらが登場し、イベントを盛り上げた。

野々村氏は「この商品は水研ぎ不要なことがポイント。手間なく簡単に炊くことができるので、ずっとこればかり食べている。日本食はもちろん、ベトナム風混ぜご飯に使ってみても美味しかった」などと語った。

蛙亭･イワクラさんは「雑穀米を食べてみたいと思っていたので、新商品発売はナイスタイミングでした!」と笑顔を見せた。また、“これからだ芸人”が食レポバトルを展開。優勝したビスケットブラザーズ、コットンには「こめからだ1年分」が贈られた。藤尾社長は「この商品はきっと間違いなく売れる。(芸人たちには)『こめからだ』を食べて元気に2連覇してもらえれば」などと締めくくった。

〈米麦日報2022年11月1日付〉