東米商「KIWAMI 米2022商談会」開催、「東京米スターセレクションKIWAMI 米」結果発表で“プロが選ぶ実力ある米”選出も
東京都米穀小売商業組合(東米商、須賀稔理事長)は11月13日、都内で「東京米(マイ)スターセレクションKIWAMI 米(マイ)2022商談会」を開催し、米穀店関係者を中心に、多数の来場で賑わった。
今回は、従来の「全国こだわり米推進商談会」から名称を変更。イベント名に昨年開始した「東京米スターセレクションKIWAMI 米」を取り入れた。商談会の会場には多数の生産法人や単協が出展。4年産米をPRした。また、(株)ヤマタネ、(株)サタケ、ボーソー油脂(株)など、関連企業も出展した。
商談会の後半には「東京米マイスターセレクションKIWAMI 米マイコンテスト2022」の結果発表を実施。最高金賞には△いわせの錦秋米生産部会(福島)大竹商店(株)・ミルキークイーン、△(株)花の米(新潟)・特別栽培新之助、△ひらくの里ファーム(株)(新潟)・特別栽培コシヒカリ――が輝いた。
「東京米スターセレクションKIWAMI 米」は「米のプロである米屋が選ぶ、産地品種にとらわれない本当に実力のある米」。出来秋以降にエントリーが始まり、年内に審査・発表を行うことから、年産の大半の期間で販促に利用できることも特徴だ。審査は「東京米(マイ)スター」、「東京米スター匠」が行う。一次の書類選考を突破した米を、二次選考の官能試験(香り、見た目、硬さ、粘り、旨味、甘み、食感、喉越し)で評価した。「プロとして自信をもって紹介できる米を選んだ」(須賀理事長)。
また、今回はさらに「プロ向け用 KIWAMI 米」を選出。業務用で販売するための「総合力」を評価した。
〈米麦日報2022年11月15日付〉