「ゆめぴりかコンテスト2022」開催、JAようていが2度目の最高金賞、道内で販売のほか通販サイトでも
「北海道米の新たなブランド形成協議会」は11月21日、札幌市内で「ゆめぴりかコンテスト2022」を開催した。
令和4年産ゆめぴりかの最高金賞には、後志地区の「JAようてい(蘭越地区)」が輝いた。後志地区は元年産でJAようていが初めて最高金賞を受賞、単協として2度目の受賞は初のことだ。
JAようてい水稲生産組合の大友健組合長は「関係者で『2回目を取れたらいいね』といつも話していました。こんなに喜ばしいことはありません。今年のゆめぴりかの品質は自信をもって送り出していたので、審査員の皆様も各産地のゆめぴりかに差がない中、選んでいただけて嬉しいです」とコメントしている。
「ゆめぴりかコンテスト」は、平成27年(2015年)産から開催。事前に7地区の地区予選を勝ち抜いた産地(地区金賞)が最終審査会に駒を進め、最終審査会で「最高金賞」が決まる。「今年の審査も例年同様に大変僅差となったが」、JAようてい(蘭越地区)が選ばれた。
最高金賞を受賞したゆめぴりかには「最高金賞ゆめぴりかシール」を貼り付けて道内限定で12月上旬から一般発売する。また、ホクレンのECサイトなどでも5kg袋を取り扱う予定だ。地区金賞のゆめぴりかについては、2023年2月から一般発売を開始する。
今回の審査委員長は、昨年から引き続き川村周三氏(北大食品加工工学研究室研究員)が務め、審査委員は徳永善也氏((株)千野米穀店代表・五つ星お米マイスター)、登坂淳一氏(フリーアナウンサー)、佐藤勇一氏(米穀店「ocoge」)、尾崎洋人氏(上川農試研究技師)、飯野遥香氏(ホクレン農総研食品流通研究課)ら6名。
〈米麦日報2022年11月24日付〉