ヤマタネ 一次産業の人材派遣など手がける「YUIME」と資本業務提携、「産地の課題解決を進めるとともに更なる事業の拡大を図る」
(株)ヤマタネ(山﨑元裕社長)は12月20日、一次産業の人材支援などを手がけるYUIME(株)(東京都港区、上野耕平社長)と資本業務提携を締結した。「当社グループの持つ産地とのネットワークを活用することにより、産地の課題解決を進めるとともに更なる事業の拡大を図る」ことが目的。
YUIMEは2012年設立、資本金は4000万円。「一次産業の活性化」を理念に、一次産業従事者の課題を専門家が解決するプラットフォーム「YUIME Japan」の運営や農業現場への人材支援を行っている。
今回の業務提携内容は、
〈1〉両社の経営資源を活用して、新たなビジネスモデルやサービス、製品・技術などの開発・開拓
〈2〉YUIME が提供する一次産業における人材派遣・農作業の受託事業に当社の取引先を紹介する
――の2点。
第三者割当増資を受け、出資額は「当社グループの2022年3月期連結会計年度の末日における連結純資産の10%未満」(2022年3月期決算によると同連結会計年度の純資産合計は455億5800万円)。連結業績に与える影響は軽微としている。
〈米麦日報2022年12月21日付〉