尾西食品 親子ワークショップ「非常食について学ぼう!」開催、アルファ米使用「尾西のカレーライスセット」を体験
尾西食品(株)(古澤紳一社長)は12月23日、東京都千代田区の科学技術館で小学生の親子を対象にしたワークショップ「非常食について学ぼう!」を開催した。
科学技術館では12月17~25日まで防災をテーマにした展示を行い、それに合わせての開催。1時間程度のワークショップ計2回に20名程度の親子が参加した。
内容はまず、非常食の基本的な知識をレクチャーし、実際にアルファ米を作って食べるというもの。初めに「自宅に何が備蓄されている?」という問いかけをし、子どもたちはパックご飯・カップラーメン・のり・缶詰などと答えた。ワークショップを行った尾西食品の広報担当は「まずは3日間を乗り切る備えをしておきましょう」「いざという時に作れるように、日頃から自宅で作って食べてみましょう」などとローリングストックを呼びかけた。
アルファ米の実演では「戻り時間はお湯では15分、水では60分」というポイントに対し、子どもたちは熱心にメモを取っていた。今回登場したアルファ米は「CoCo 壱番屋監修 尾西のカレーライスセット マイルド味」。袋の一部を使用して、アルファ米を戻すのと同時にカレーも温められる仕組みを体験し、楽しそうに組み立てる姿も見られた。
実食では「美味しい。普通のご飯と変わらない」という好評の一方、「微妙・・・」という反応も。母親に訊いてみると「日頃食べているカレーがキャラクターシールの付きの甘めのカレーなので、CoCo壱のスパイス感あるカレーは不慣れだったのかもしれない」とのことだった。作り方については「最後にご飯のパウチにカレーを入れるのが難しかった」という子ども目線ならではの感想も寄せられた。
終わりには参加者にクリスマスプレゼントとして、尾西食品のライスクッキーとアルファ米おにぎりが配られた。
〈米麦日報2022年12月27日付〉