鈴茂器工 ご飯盛り付け機「Fuwarica」シリーズ、中食･外食･給食業界の救世主として“ふわり”飛躍

鈴茂器工のご飯盛り付け機は、ボタンを押すと設定した量のご飯を自動で盛り付ける機械だ。以前は「シャリ弁ロボ」の名称で、スーパーや大手外食店舗のバックヤードで活躍。近年は店内でも使用する店舗が増えてきた。コロナ禍でのセルフ需要の高まりもあり、2020年に「Fuwarica」と名称を変えてシリーズ化し、デザイン･機能を一新した小型で高性能な「Fuwarica GST-MRA」を追加発売した。

新型機はコンパクトで、狭い厨房にも設置できる。誰でも簡単に「熱々でふんわりとした」ご飯を盛り付けることができ、本体にはLEDライトで残量を知らせる機能や、分解組立を画面でナビするなど、多数の機能を備える。また、セルフ用の操作画面への変更も可能で、ホテルや社員食堂にも活躍の場を広げた。「Fuwarica」シリーズは、人の手よりも迅速で正確な量目をよそうため、フードロスも減らすことができる。

2021年、民間調査でシェアNo.1を獲得した「Fuwarica」シリーズ。衛生的な食の提供や不安定な人手の確保に頭を悩ませる中食･外食･給食業界の救世主として、ふわり飛躍を遂げる。

〈食品産業新聞 2022年12月5日付より〉