横浜中華街に「出前一丁」ポップアップストア“招福門に出前だじょー”、海老ワンタン麺・角煮麺・鶏そばなどオリジナルメニュー登場
日清食品(株)(安藤徳隆社長)は1月21日から4月2日まで、横浜中華街の香港飲茶専門店「招福門」横浜本店とコラボし、「出前一丁」のポップアップストア“招福門に出前だじょー”を展開する。営業時間は平日が11時30分~17時、土日祝は11時~17時。
「出前一丁」は2023年2月で発売55周年を迎える。香港では日本発売とほぼ同時期から販売を開始、1984年には香港日清を設立し現地生産・販売をスタートした。現在では「国民食と呼べるほどの人気商品」として、屋台や家庭で親しまれているという。「このイベントを通じて、55周年を記念した話題作りやグローバルブランドとしての魅力発信、若者を中心に新規ユーザーの獲得も狙う」としている。
1月19日には内覧会・試食会を開催。上原秀介ブランドマネージャーは、「『出前一丁』は昭和・平成・令和の3つの時代にわたってご愛顧いただいてきた。また、『カップヌードル』に次ぐグローバルブランドとして、特に香港では深く浸透している」と説明。「ここ中華街から、少しでも日本が元気になるようなイベントにしていきたい」などと意気込みを語った。
店の入り口では、「出前坊や」の人形が客を出迎える。中には香港屋台をイメージした華やかなネオンや提灯が飾られ、“写真映え”する空間となっている。また、55年間の歴史年表や、日本では手に入らない香港のフレーバーを展示。「出前坊やメモ帳」「出前坊やミラー」などの限定グッズも販売する。
11品のオリジナルメニューは全品550円(税込)で提供する。ラーメンは「海老ワンタン麺」「角煮麺」「鶏そば」の3種。日本で発売されている醤油味の「出前一丁」をベースに、「招福門」オリジナルのトッピングを加えている。「海老ワンタン麺」のスープには金華ハムの旨味をプラスするなど、飲茶専門店ならではのアレンジも。
このほか、麺を衣にして揚げた「パリパリ特大からあげ」や、ラーメンの具材を包んだ「出前一丁まん」などを取り揃える。中でも「角煮一丁ドッグ」は1日5本限定のレア商品。スープで煮込んだ麺とまるごと1本の豚角煮をはさんだ一品だ。「出前坊やのラムネソーダ」「ごまラー香る黒ゴマシェイク」など、スイーツメニューも展開する。
〈米麦日報2023年1月20日付〉